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予防医療の重要性について

新型コロナウイルス感染症に対して『かからない・うつさない』というのを今ひとりひとりが心がけていると思います。

今、その【予防】が感染症対策として非常に重要であることは言うまでもないでしょう。

動物と人の公衆衛生を守る立場の我々獣医師にとって、

犬や猫という身近なペットの感染症予防というのは、

ペットだけではなく飼い主様を守る意味でも大切なことですので、

ひとつひとつその重要性を説明していきます。



まず、狂犬病についてです。

狂犬病は、犬あるいは動物だけの病気ではなく、人を含めた全ての哺乳類が感染し、

発病すると治療方法がなく、悲惨な神経症状を示してほぼ100%死亡する極めて危険なウイルス性の人獣共通感染症です。

日本では、『狂犬病予防法』という法律があり、

犬は年に1回予防接種を受けることが義務付けられています。

また、犬を飼い始めたら30日以内に(生後90日以内の場合は90日を過ぎてから)、

各自治体へ犬の登録を届け出ることが法律で定められております。

以上に違反してしまうと20万円以下の罰金になります。

 

以下に関しては、『動物愛護管理法』にて飼い主の努力義務として定められております。

1つ目にフィラリア症に関してです。

当院ではフィラリア予防を犬も猫5月〜12月の期間は毎月(30日おき)、

予防薬の投与をしていただくように飼い主様へお伝えさせて頂いております。

フィラリア症は犬の病気だと思われているかもしれませんが、猫でも発症します。

品川区においても猫の10匹に1匹(抗体陽性率11%)が感染していると報告があり、

そのうち完全室内飼いの猫は39%も居て、マンションの10階での感染例も報告されていて都心部でも無視できるものではありません。

フィラリアは蚊を媒介して感染する寄生虫で体内で20cmほどになり主に心臓や肺動脈に寄生します。

呼吸が苦しい、咳、突然死を招きます。

治療法としては外科治療による成虫の駆除や投薬治療がありますが、

予防薬の定期的な投与が最もおすすめな処置になります。

それだけで怖い感染症から守ることができます。

また、フィラリア症は発症例こそ少ないものの、人にも感染するリスクがあり、

国内では約100例が確認されています。


2つ目にノミ・マダニ感染症に関してです。

ノミ・マダニに関しては通年での予防をおすすめしております。

ノミが犬猫に寄生すると強いかゆみを伴うアレルギー性皮膚炎や、

ノミが媒介する瓜実条虫(サナダムシ)により消化器症状を示す瓜実条虫症、

また場合によってはノミの吸血による貧血を引き起こします。

人においては、犬猫と同様に強いかゆみや瓜実条虫症の他に、

ノミが媒介するバルトネラ菌が犬猫を経由して感染するバルトネラ症があります。

バルトネラ症は犬猫は保菌していても無症状ですが、

人はリンパ節炎や発熱を引き起こし、人から人へと感染した症例も報告されています。

マダニが犬猫に寄生すると貧血、アレルギー性皮膚炎、ダニ麻痺症を引き起こします。

マダニを媒介する感染症は多く、また人獣共通感染症も多いです。

人獣共通のマダニ媒介性感染症としては、バベシア症、日本紅斑熱、

ライム病、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)などがあります。

中でもSFTSは犬猫ヒトにおいて致死率が高く非常に怖い感染症で、

近年国内でのヒトの患者数も年々増加傾向にあり、東京都でも報告されています。

また、特効薬などもないため愛犬・愛猫への予防薬の投薬は自身への感染を防ぐ意味でも重要です。

そして最後に混合ワクチンに関してです。

こちらに関しては以前詳しく書きましたのでそちらをご参照ください。

 

犬と猫の混合ワクチンについて

 

 

 

 

 

田中動物病院

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